【エントリーシートの書き方】志望動機を書くにはコツがある!!悩める音大生の皆様へ

「音楽業界以外の志望動機が書けない。」のワナ


音楽系企業への志望動機なら書ける気がするのですが、音楽以外の業界、例えばIT業界、金融業界、メーカー・・・などの企業に提出する志望動機はなかなか思うように書けませんよね。私自身も、だからこそ音大生は「就活で不利」と思い込んでいました。・・・しかし、これって本当にそうでしょうか?厳しいことを言うようですが、おそらく、書ける人はどこの業界の志望動機でも書けるでしょうし、書けない人は自分が身近に感じている音楽業界の志望動機すら本当の意味では書けていないと思います。書けないと思う人は、そもそもの“志望動機の書き方”を知らないことが多いからです。志望動機を書くのが苦手な方は、逃げたくなる気持ちをぐっと堪えて是非以下の4点を整理してみてください。

 

1.【興味を持ったきっかけ】自分と志望する企業の“接点”とは?


確かに、音楽大学の学生がIT企業の選考会に参加していたら、採用担当者としては一瞬「なぜうちに?」という疑問が生まれます。そして、その疑問を解消しなければ、「音楽だと生活できないからかな」「音大生も大変だな」とネガティブな想像に繋げられてしまう危険があります。そのリスクを回避するためにも、自らその企業と自身の“接点”を伝えましょう。どんなとき、どのような形で出会い、その出会いが自分自身にどんな変化をもたらしたのでしょうか?例えばあなたが音楽教室の主催者だったら、見ず知らずの方から突然レッスンの申込を受けるよりも、「通勤の際、毎日こちらの音楽教室の前を通っており、気になっていました。」と言われた方が“なるほど”と思いませんか?

 

2.【企業の魅力】志望する企業はどんな社会的役割・貢献を果たしているか?


志望動機が書けない方は、このポイントで行き詰る方が多いです。“何となく憧れである”だけでは、大勢の就活生の中に埋もれてしまいます。あなたから見た志望する企業の魅力を、あなた自身の言葉でしっかりと伝えましょう。その際にポイントとなるのは、業界・企業分析とイメージ力です。まずは業界・企業分析ですが、志望動機を書く前にその企業のサービス内容、ビジネスモデル、業界シェア、サービスを展開している地域、サービスの独自性や強みを知りましょう。その後は、イメージ力を働かせます。実際にあなたがそのサービスを使ったとき、あなたの生活にどのようなポジティブな変化が生まれるでしょうか?もしくはそのサービスがなくなったとしたら、あなたの生活にどのような困難が生まれるでしょうか?

ご参考:エントリーシートの書き方③~志望動機を深堀りしよう!企業研究~

 

3.【キャリアビジョン】その企業だからこそ「チャレンジできる」ことを書く!


ここが一番の山です。志望企業に入社後、あなたはどんなことにチャレンジしたいですか?ここで気をつけるポイントは3つあります。1つ目は“その夢は、あなたが応募する『職種』で達成できるかどうか?”です。営業職であればお客様に商品やサービスを広める、事務職であれば事業が適正かつ効率よく進められるようにサポートする、SE職であれば新システムの構築や改修・・・というように、職種によって企業が求める期待・役割が異なります。2つ目は“その企業だからこそ達成できる夢かどうか?”です。数ある企業の中でも、その会社に入りたい理由を今こそここで証明しましょう。ここではあなたの夢が、志望企業の強みや独自性に直結していることが重要です。3点目は“その夢に具体性はあるか?”です。あなたの夢が決して夢物語ではなく、「この学生だったら形に出来そうだな」と採用担当者を納得させるものでなければいけません。これまでにあなたが培った知識や経験を総動員して、具体的かつ現実的に実現可能な夢・目標を語りましょう。

 

4.【最後にもう一押し】自分と企業の親和性を再アピール


最後に、今までの話をもう一押ししましょう。ここでは、音楽で培った独自の観点、経験、強みが志望企業の応募職種において十分に活かすことができることを説明する必要があります。たとえば、「(③の内容を受けて)音楽を学ぶ中で培った●●というスキルは、貴社のビジネスにおいても活かすことができると感じています」「貴社の▲▲というサービスは、私のような音楽活動をしている人や、ワークライフバランスを大切にする方々の生活を、より豊かに発展させることができると確信しています」という具合です。音楽を学んできたあなたの経験やスキル、生活スタイル、価値観、人生観を、音楽をやっていない方とも共感できるように標準化できるかどうかが最大のポイントですね。

 

やってみよう!~通信サービス会社の営業職としてエントリーするとしたら~


以上の4つのポイントを意識して、国内外に拠点をもつ通信サービス会社の営業職にエントリーする場合を仮定して、志望動機を考えてみました。

通信サービス会社の営業職
私が貴社を志望する理由は、貴社の通信サービスを利用して離れた場所にいる人同士の円滑なコミュニケーションをサポートがしたいからです。
私は、これからの文化・芸術活動の発展に通信サービスの活用は欠かせないと考えています。たとえば、音楽仲間との連絡・共有手段として、クラウドサービスや動画共有サイトを利用することが多い(①)のですが、これらのサービスは全て盤石な通信インフラが整っているからこそ利用できるものだと実感しています。中でも、貴社のサービスは世界●都市の通信インフラを支え、文化の発展途上であるアジア圏の都市にも精力的に展開されている(②)ことに大きな魅力を感じております。最近は、音楽活動を通じて日本と海外の方の交流をサポートする団体も大変増えています。貴社に入社させて頂きましたら、距離や国境を超えて志を共有している企業・団体に対して、通信サービスの活用方法や、活用時のメリットなどを丁寧に説明し、1人でも多くの方々の円滑なコミュニケーションをサポートしたく考えております(③)私の強みである粘り強さと課題分析力を以って、貴社と貴社のお客様の事業の発展に寄与したいと思います(④)

 

最後に:志望動機は何回も書いているうちに精度が高まる!


いかがでしたか?少しでも皆様の中で志望動機を書くことへのハードルが下がれば嬉しいです。とはいえ、完璧な志望動機を1回で書き上げる方はそういないでしょう。多少文章にまとまりがなくても、思うような言い回しができなくても、いったんは今の自分が持てる全ての力を振り絞って志望動機を書き上げてください。そしてそれを1度誰かに添削してもらい、そのアドバイスを基に修正・追記を繰り返して、徐々にブラッシュアップしていきましょう。また、「音楽大学に在籍している」ことはあなたの個性を彩る大切な要素です。就職活動においては、音楽を学んでいる自分のルーツを大切にしたうえで、なぜその企業を志望するのかを丁寧に説明してくださいね。

本日は志望動機の書き方について、お話しさせて頂きました。次回は自己PR「私の強み」について、お伝えできればと思います。

 

 


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