コンサートチケットを売るときの心得~大事な人とのコミュニケーションの築き方~

コンサートやイベントを企画・実施する際、誰もが苦心するのが「集客活動」ではないでしょうか。集客する場面になって、慌ててずっとご無沙汰している人に連絡してみたり、明らかに全員に同じ内容でメールをしたり、もちろん自分自身でも後ろめたい気持ちはあるのですが、背に腹は変えられず、以上のような集客活動を行ってしまうことはないでしょうか?

ちなみに、私はそんな苦々しい経験が山ほどあります!何か、気持ちよくご案内できる方法はないかと模索していた中、以下の書籍に出会いました。本日は、以下の書籍を参考にしながら、自信を持ってコンサートやイベントのご案内をするために、(あわよくば、お客様が快くご参加を決意してくださるために)日々どのように行動すべきか考えてみたいと思います。

「人を動かす」(デール・カーネギー著)
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≪Amazonより引用≫
邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。
人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる普及の名著。

 

1.話しかけるとき(電話をするときも!)は常に笑顔で接する


人は笑顔で話しかけられことによって「自分への好意」や「自己重要感」を感じ、「相手は自分と話すことを喜んでくれているのだ」ととても前向きな気持ちになるそうです。また、自分が与えられたものと同じものを相手に返したいという心理が働き、あなたが笑顔で接すると自然と相手からも笑顔が返ってくるようになります。もちろんこれは電話で話すときも同様です。笑顔で楽しい話をするときと落ち込んだ気分で話すときでは声のテンションも違いますよね。あなたの“笑顔”があなたと相手の感情を作ります。その日の気分や環境によって笑顔になりにくい時は、無理やりにでも鏡の前で笑顔を作ってみてください。自分自身を明るい気持ちにすることができますよ。

 

2.“来てくれる人にとっての”見所を伝える


カーネギーいわく「人間の行動は、心の欲求から生まれる……だから、人を動かす最善の法は、まず、相手の心の中に強い欲求を起こさせることである。」そうです。ついつい「今度のコンサートではこんな大曲に挑戦します!聴き応えのあるコンサートだと思うので、是非いらっしゃってください」とご案内しがちですが、そこは“ご案内される方の目線に立って”お伝えすると良いそうです。たとえば、「以前ベートーヴェンがお好きだと伺いましたが、今度のコンサートではベートーヴェンの3大ソナタである“熱情”に挑戦いたします。演奏後に是非●●様のご感想も伺いたく、お越し頂けましたら大変嬉しいです。」など、“お客様自身の話”からあなたのコンサートをご案内するという流れの方が押し売り感もありません。お客様にとって、あなたのコンサートの魅力は何でしょうか?

 

3.その人との日々の関わりを大切にする


お客様にとっての“あなたのコンサートの魅力”を知るためには、あなた自身がお客様について関心を持って常に良好な関係を築けるよう心がける必要があります。本書では、その第一の良策として「その人の名前を覚えて、その人の名前を呼ぶこと」を挙げています。確かに、自分の名前が呼ばれると少し嬉しいですよね!名前を覚えることについては、かの有名なアメリカ合衆国大統領ルーズヴェルトであっても、ホワイトハウスの使用人から自動車修理を依頼した修理工に至るまで、ひとりひとりの名前を覚えるべく努力したそうです。ちなみに、名前を覚えるコツは「早速紙に相手の名を書き、それを見つめて精神を集中し、しっかり覚えこんでしまうと、その紙を破り捨てる。」だそうですよ。

 

4.コンサートに来てくれた方には、後日、心から御礼を伝える


無事にコンサートを終えたあとも、今一度お客様の目線に立って考えてみることが必要です。なぜなら、コンサートを開催したあなた同様に、お客様自身もお金と時間あるいは労力をかけてあなたのコンサートに参加しているからです。コンサートのために予定を調整し、一緒に行く相手を探し、コンサート当日に会場に赴くだけでも大変な時間と労力です。なので、コンサートチケットをご購入頂いたときだけでなく、コンサート終了後にも、改めて、お客様があなたのために時間を割いて下さったことに感謝の気持ちをお伝えするべきです。なお、コンサート終了後もアーティストが忙しくしていることはお客様も十分にご存知です。だからこそ、あなたからの小さな好意や心遣いが、お客様の気持ちをより温かくするのです。御礼の電話によって「次回のコンサートも是非ご案内してね」なんて嬉しいお言葉を頂くことは大いにあると思います!

 

こちらに書いてある内容は、基本的なことばかりですが、だからこそとても大切なことだと思いました。また、この「人を動かす」という書籍は世界的な名著であり、会社や組織で働くビジネスマンにとって最良の書籍だといわれていますが、人とのコミュニケーションを大切にしなければいけないのは音楽家も同様だと思います。お時間がある時に、音楽だけでなく、様々な分野の本を読んでみるのもまた刺激になりそうですね!
 
人と自分を大切に、日々精進したいと思いました*^^*
 
 


2017年10月25日 | Posted in コラム | タグ: , , , No Comments » 

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