【音楽と旅行記】 瀧廉太郎を求めて、いざ大分県へ。

こんにちは、あや姉です。
突然ですが、大分県にある竹田(たけた)という町をご存知でしょうか?
実はここ、「荒城の月」や「花」の作曲者として有名な瀧廉太郎に大変所縁のある土地なんです。

最近、ひょんなことからどうしてもこの竹田を訪ねてみたくなり、東京から日帰りで弾丸旅行しちゃいました。本日は、その際の記録を記事にまとめたいと思います。

(この記事を書いている最中、先日九州に上陸した台風18号の災害報道がありました。被災に遭われた皆様には心からお見舞い申し上げますとともに、九州地方の一日も早い復興を願い、本ブログを掲載させて頂きます)

 

楽聖・瀧廉太郎の生涯と竹田とのかかわり


瀧廉太郎は、前出の「荒城の月」「花」の作曲者であり、明治12年に三男五女の長男として、東京で父吉弘・母正子の間に生まれました。ピアノ演奏、歌唱、作曲の才能に恵まれ、21歳の時に念願のドイツ留学を果たしました。しかし、留学直後に結核を患い、志半ばで帰国を余儀なくされました。帰国後は、家族が暮らす大分県で療養しましたが、その甲斐も空しく、23歳の若さで亡くなりました。早すぎる息子の死への無念さから、廉太郎の没後、母正子によって廉太郎の作品の大半は処分されてしまったといいます。瀧家は代々日出藩(現在の大分県速見郡)の家老職を務めた上級武士の家柄であり、且つ父吉弘の転勤によって、廉太郎は12歳~14歳までの多感な時期を大分県竹田市で過ごしています。

 

引越しの道のりと高等小学校時代の活躍


大野川中流(wikipediaより引用)
大野川中流(wikipediaより引用)

明治24年(1892年)、廉太郎が12歳の時に瀧一家は竹田に引っ越してきました。山川に囲まれた自然豊かな竹田に入るには、山を越えていくしかありません。しかし、当時の交通手段は馬車しかなく、狭く急なガタガタ山道を組合馬車で移動したそうです。これには廉太郎もかなり参っていたそうですが、一方で沿道から見える景色の壮大さや美しさには、大変満足していたそうです。竹田高等小学校2年に転入した廉太郎は、当時では珍しかったヴァイオリンを友人達の前で演奏してみせたり、町の集会で尺八を吹けば聴衆たちからは拍手喝采を浴びたほど、音楽的な才能をぐんぐん開花していったそうです。そして、15歳の時、音楽の道に進むために東京に行くことを決心したのでした。

 

城下町として栄えた竹田に佇む瀧廉太郎資料館


竹田は岡城の麓で城下町として栄えた歴史があり、町並みも美しく、九州の小京都と呼ばれたそうです。現在も、温泉、城跡、武家屋敷跡、神社や寺院など歴史を感じる様々な観光スポットで賑わっており、その1つに「瀧廉太郎資料館」があります!

【写真】瀧廉太郎資料館(玄関)

私が観覧した日は雨の強い日だったの、建物の全体像は撮影できず・・・涙

【画像】基本情報_瀧廉太郎資料館

元は300坪ほどの武家屋敷で、12歳から14歳まで家族とともに廉太郎が過ごした家屋が修復され、現在の資料館になったそうです。昔ながらの造りで、玄関で靴を脱いで入館します。私が訪問した日は雨が降っていたせいか、夏であっても室内はひんやりと感じました。玄関を入ると左手には土間があり、その奥に客間と庭が広がります。館内には廉太郎の生涯を紹介したパネルや直筆の楽譜や手紙が展示され、廉太郎の音楽への情熱と恩師や両親・友人に対する誠実さを感じます。また廉太郎の直筆譜にいたっては、驚くほどに情報が整理され体裁が整えられていて、思わずため息が出る程でした。廉太郎の几帳面な性格が伺えるようです。一度でも記譜経験がある方には是非ご覧頂きたいです!

資料館庭先の風景。この廊下を妹・弟たちと走ることもあったのでしょうか。

資料館庭先の風景。この廊下を妹・弟たちと走ることもあったのでしょうか。

資料館内側から撮影した門。廉太郎は、きっと音楽への熱い志を持ってこの門を後にした(はず)。

資料館内側から撮影した門。廉太郎は、きっと音楽への熱い志を持ってこの門を後にした(はず)。

そしてさらに、嬉しい収穫が!!^^

なんと、瀧廉太郎資料館の入り口で『瀧廉太郎を偲ぶ』が購入できたのです!! これは瀧廉太郎の生涯や関係者や家族へのインタビューを丁寧にまとめた資料集で、教育家であり大分県の郷土史家であった北村清士が1963年に編纂したものです。(ニッチな話題ですみません・・・)Amazonでも手に入らなかった資料集が、資料館ではなんとたったの800円。これだけの内容が詰まっていて・・・お得過ぎます!

他にも、竹田には荒城の月のイメージを得たとされる岡城址などの熱いスポットがありますので、次回の掲載でお伝えできればと想います。どうぞお楽しみに^^

 

 


2017年09月28日 | Posted in BLOG | タグ: , , , No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です