【エントリーシートの書き方⑦】~自己PR欄の書き方(音大生編)~

笑顔_女性

7月に入り、だんだん夏らしい気候になってきましたね。
先日、ミュージックメイトでは音大生の為のエントリーシート対策講座を実施しました。本日はその中でお話しした“自己PRの書き方”についてお伝えしたいと思います。

 

1. 自己PRで知りたい企業の目的


そもそも、企業側はどのような目的があってエントリーシートで自己PRを問うのでしょうか。一番の目的は、「学生の人柄を知るため」です。企業が求める能力や長所を学生が持っているか、入社後も精一杯取組んでくれる人かどうかを企業側は見極めたいのです。

 

2. 自己PRの前に自己分析!


自己PRを書くにあたり、必ず最初に自己分析を行いましょう!自己分析をして、自分の強みや自信を持てる事はなにか把握した上で、自己PRを書いていく事が必要です。なぜなら、エントリーシート提出後には面接があります。面接では、面接官よりエントリーシートの項目にない様々な質問がされるからです。例えば、“学生時代に頑張った事を教えてください”、や“キャリアプランについて教えてください”など、面接官からのあらゆる問いかけに対して、まず自分にはどのような経験があり、その中でどのような姿勢や価値観を身につけたのかを整理しておかないと、その場しのぎでちぐはぐな回答をしてしまう可能性があります。このようにならない為にも、事前に自己分析を行っておく必要があります。

ここでは、自己分析の方法として「自分グラフ」をおすすめします。自分の人生の経過を時間軸と満足度をもってグラフにしていきます。自分グラフについては、【自己分析②】自分グラフを作ろう!に掲載しておりますので参考になさってくださいね。

 

3.自己PRの書き方


では、実際に自己PRを書くにあたり以下の例文をみてみましょう。

私は3歳からピアノを始め、大学入学後は毎日5時間の練習に取り組んできました。通常の授業の予習・復習もある中、練習時間の確保は大変でしたが、精一杯取組んできました。ですが、演奏会本番になると緊張してしまいミスが続いてしまうようになりました。そこで、今まで以上に集中して練習に取組むようにしました。これにより、私は常に努力する事の大切さを学びました。この力を活かして、貴社と社会に貢献してまいりたいと思います。

この文章について、皆さんどう思いましたか?ピアノの練習を頑張ったのはわかるのですが、少し物足りない印象がありますよね。では、この文章を更に良くする為に、以下3つについて説明したいと思います。

(1)エピソードの具体性を意識する

企業が知りたいのは、努力できるかどうかではなく、どのように努力したのかという「具体的な方法」と、努力した先にどのような「能力」や「結果」を得ることができたのかということです。何かの目的を達成しようとする時、努力は前提条件になります。“努力した”ことではなく“どのように”努力したのかを説明できるようにしましょう。いずれも、企業の採用担当者が状況をイメージできるように具体的なエピソードを書くことが必要です。

(2)結論から伝えよう!
エントリーシートを書くときに加え、面接の時もまずは結論から伝えるようにしましょう。自分で物事の流れを整理する時は、経過や手順を追って考える方がわかりやすいですが、話を聞く側は結論から聞いた方が理解しやすいのです。また、企業の採用担当者は複数のエントリーシートに目を通します。人の意識が一番集中するのは、最初の一行です。文章の内容や表現の仕方はもちろんですが、最初の一行目の書き方には、より注意を払いたいですね。

(3)文章の構成に気をつける
結論の後は、根拠となる説明文をしっかり書きましょう。文章の冒頭で述べた結論を、より説得力があるものにする為に、必ず盛り込むべき項目があります。ここでは、以下3つの事を意識すると良いでしょう。

●課題・・・・・その時、どのような課題があったのか
●行動(対策)・・課題に対して、どのような対策や行動をとったのか
●結果・・・・・行動した結果、どのような結果・学び・成果があったのか

行動する前と後を対比させることによって、その変化や効果をより面接官に印象づけることができます。
上記の情報をまとめた文章が以下になります。

 

私の強みは、物事に対して入念な準備をする力です。
大学入学時は、緊張のあまり演奏会本番でミスをしてしまう事が続いていました。そこで、日々の練習に加えて就寝前や通学時間に演奏会本番を意識したイメージトレーニングを行い、本番直前には最低3回は本番同様の環境で演奏する機会を設けました。その結果、芸術団体主催のコンクールで奨励賞をいただく事ができました。このように、目の前にある課題を克服する為に、あらゆる場合を想定して準備する大切さを学びました。一つの観点からだけではなく、幅広い角度から考えて取組むことで貴社と社会に貢献していきたいと考えております。

 

3. 自分の考えを言葉にするために・・


ここまでは、自己PRの目的や書き方、自己分析の重要性についてお伝えしてきました。様々な方法があると思いますが、エントリーシートの書き方に関する全体像を把握するには、“書籍”が参考になります。手軽に情報を得るという点では、インターネットも有効な手段の1つですが、インターネットには様々な情報が散在しています。数多くの情報がある中、サイトによって情報の伝え方や切り口が異なるので、情報の取捨選択には注意が必要です。それに比べ、書籍は1冊の本の中にエントリーシートに関する様々なノウハウが凝縮されています。全体像を把握するにはとても参考になるので、ぜひ一度は書店に足を運んでみてください。
エントリーシートは、皆さんの情報・考えが詰まったものです。どのように自分が見られているのか“客観的な視点”が何より大切になってきます。作成したものは、自分より目上の方や就職課の方に一度は添削していただくと良いでしょう。
エントリーシートの書き方に関するその他の設問については、バックナンバーがありますのでよろしければ参考になさってくださいね。

——おすすめバックナンバー ——
【エントリーシートの書き方④】~学生時代に力をいれたこと(音大生編)~
【エントリーシートの書き方⑥】~最近、気になるニュースは何ですか?~

◆エントリーシートの書き方に関する、その他の記事はこちら♪

 


2017-07-24 | Posted in エントリーシート, 就活記事No Comments » 

関連記事

Comment





Comment