シェーンベルクから読み解く「可能性は無限大」!

【写真】女性_光

皆さん、シェーンベルクって作曲家ご存知ですか?
知らない方も多いのではないでしょうか?ここで少しシェーンベルクについて紹介しようと思います♪

1.シェーンベルクってどんな人?


アルノルト・シェーンベルクは、オーストリアの作曲家です。1874年にユダヤ人の両親のもと、ウィーンで生まれました。ユダヤ人としてのアイデンティティを模索しながら、第一次大戦、ナチス政権、第二次大戦という激動の時代を生き抜いた人物です。
父親が早くになくなったことから、日中は別の仕事をしながら、夜間に(ほぼ独学で)音楽を習得しました。しかし、彼が若かりし頃に発表した作品は、当時流行していた音楽からあまりに逸脱した作曲法だったため、半ばウィーンを追放されるかたちで1901年に拠点をベルリンに移しました。その後ナチスのユダヤ政策に反対し、アメリカに亡命。亡命後はカリフォルニア大学で教育活動を精力的に行っていましたが、1951年に亡くなりました。

私は、この社会情勢の変遷が彼の作風に大きく影響しているのではないかと推論します。
ユダヤ政策に対する大きな彼の反発心というものが、既存の音楽の枠にとらわれない斬新な発想力に繋がったのではないでしょうか?

 

2.シェーンベルクの音楽とは・・・・


それでは、シェーンベルクの音楽って一体どういったものなのでしょうか??
初期のころのシェーンベルクの作品は後期ロマン派的な作風でしたが、その著しい半音階主義、そして調性の枠を超えた新しい方法論として「無調」の音楽作品を作曲するようになりました。その中で彼が見出したと言われるのが「12音技法」です。「無調」とは調整がまったく存在しない曲調になりますが、調整にかわる新たな秩序の形としてシェーンベルクは12音技法を積極的に取り入れました。

無調音楽や十二音技法は、最初こそなかなか聴衆には受け入れられませんでしたが、地道に様々な場所で演奏活動を続けることによって、徐々に聴衆に受け入れられるようになりました。

 

3.無調音楽はどのように広まった?


これはあくまで私の考えですが、彼は自分の生み出す無調音楽は必ず音楽の歴史を変えるという熱い信念を持っていたのではないかと思います。だからこそどんなに反感を買おうとも酷評されようとも、自身の音楽作品を積極的に演奏し無調音楽の周知活動に努めたのではないかと思います。その結果として、彼の音楽も次第に受け入れられるようになり、無調音楽という概念が広がったのではないでしょうか。最初の時点で諦めなかったからこそ、シェーンベルクは今までに無かった「12音階」という新たな音楽の可能性を創造し、さまざまな要素を混合させることにより、彼は無調音楽を確立させることができました。

 

4.自分のやりたいことって何?~シェーンベルクのキャリアから学ぶ~


これはあくまで私の主観ではありますが、彼が結果的に音楽家として成功したのは、やりたいこと、つまり目標を持ち、その目標に対して貪欲であったからではないかと思います。

音楽だけに関わらず、例えば仕事・日常生活においても目標意識を持つことで、ただ何気ない時間を過ごすのではなく、その目標に対して自身が行動することで毎日の生活がより満ち足りたものになると思います。彼が音楽に新たな可能性を見出せたように、今を生きる私たちにも可能性は無限にあります。

彼に対する敬意の念を持ちつつ、改めて自分が何をしたいのか、どんな目標を持って日々懸命に生きるのか、「自分自身の心と対話したい」そんな気持ちになりました。

 

5.社会人の自分と演奏家の自分


最後に、少し私の話をさせてください。私は、現在社会人として会社で働きながらも演奏家としての活動を続けています。学生の頃は音楽のことしか頭になくて、“社会に出る”=“音楽をやめる”ことだと思い込んでいました。しかし、今実際に「音楽と仕事」を両立してみて感じる事は、何事にも不可能はないということです。自分の考え方次第で可能性を広げることも出来るし、可能性を狭めてしまうことも出来ます。
音楽を志しつつ仕事をするというのは大変なことだと思われがちですが、仕事をしているからこその体験が音楽に活かされたという経験もあります。
社会に出なければ培えなかった新たな価値観を得ることも出来、今後自分がどのように歩んでいくのかが自分自身でも楽しみです(笑)

皆さんも何か「やりたい!」と思うことがあったとき、どうか現在の状況だけ見て諦めないでくださいね。苦しくても続けた人だけが見える景色があります。たった1度きりの人生、悔いが残らないよう前を向いて突き進みましょう!


2016年06月17日 | Posted in コラム | タグ: , , No Comments » 

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