【ハロウィン特集♪】聴かなきゃイタズラしちゃうぞ!?今夜聴くべきクラシック曲はこれだ!!

ハロウィン,クラシック,曲,音楽,halloween

今日は10月31日、ハロウィンです。最近は日本でもハロウィンの仮装パーティやイベントなど、若者中心に大いに盛り上がり、大人たちはその市場の成長に、密かに心弾ませているのではないでしょうか。さて、本日はそんなハロウィンにぴったりなクラシック曲を、厳選に厳選を重ねご紹介いたします。

 

1.まるでホンテッドマンション!サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』


フランスのシャルル・カミーユ・サン=サーンスが作曲した交響詩です。曲冒頭の、ハープによる深夜12時の鐘の音(実際に12回鳴らされます)を合図に、お化けたちが踊り始める様子が奏でられ生ます。ヴァイオリンが死神の音色を担当し、木琴で骸骨のガチャガチャした音が表現されるなど、各楽器が色々なお化けの音や夜のおどろおどろしい雰囲気を演出します。ちなみに、こちらの曲はアンリ・カザリスというフランスの詩人が書いた詩「死の舞踏」をもとにサン=サーンスが作曲した交響詩です。下記の詩を読んだ後に、交響詩「死の舞踏」を聴くと、ますますこの情景が目に浮かぶことでしょう。

ジグ、ジグ、ジグ、墓石の上
踵で拍子を取りながら
真夜中に死神が奏でるは舞踏の調べ
ジグ、ジグ、ジグ、ヴァイオリンで

冬の風は吹きすさび、夜は深い
菩提樹から漏れる呻き声
青白い骸骨が闇から舞い出で
屍衣を纏いて跳ね回る

ジグ、ジグ、ジグ、体を捩らせ
踊る者どもの骨がかちゃかちゃと擦れ合う音が聞こえよう

静かに! 突然踊りは止み、押しあいへしあい逃げていく
暁を告げる鶏が鳴いたのだ

wikipediaより転載)

 

2.ディズニーでもお馴染み!?ポール・デュカス:交響詩『魔法使いの弟子』


ディズニー映画の『ファンタジア』でも使用されているので、多くの方がお馴染みかもしれないですね!フランスの作曲家ポール・デュカスが、ゲーテの詩『魔法使いの弟子』より発想を受けて作曲しました。あらすじは以下のような内容です。

師匠である年老いた魔法使いの外出中に、魔法使いの弟子が師匠の見様見真似で魔法を使おうと試みます。弟子は家の掃除をするために、箒に魔法をかけ、“水桶を持ち2本の足で歩いて、川の水を汲んでくるように”と命じます。最初は順調にいったようでしたが、風呂桶から水が溢れているにもかかわらず、箒たちは一向に水汲みをやめようとしません。魔法が効かないことに焦った弟子は、ついに箒を2つに折ってしまいます。しかし、なんということでしょう。2つに折られた箒が水汲みを止めることはなく、今度は折られた1本1本が働き始めたため、2倍の働きをするようになったのです。いよいよ、家の中に水が溢れ大洪水が起きようとしたとき、師匠の魔法使いが戻り、師匠の正しい魔法によってこの騒ぎを何とか収めることが出来ました。

ちなみに、「交響詩」とは“標題音楽”の一種で、文学や絵画などを題材に、音楽だけでその情景やストーリーを表現した管弦楽曲のことです。一般的にオーケストラの音楽を「交響曲」といいますが、交響詩は交響曲に比べて“テーマ性があり、単一楽章であることが多い”点が特徴です。

 

3.聖祭前夜に魔女たちの宴・・・!ムソルグスキー:交響詩『禿山の一夜』


原曲は、ロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが作曲したものですが、この原曲にリムスキー=コルサコフが新たに手を加えた“編曲版”もとても有名です。この「禿山の一夜」も前項でご紹介した「交響詩」になります。ムソルグスキーは、メグデンという人が書いた戯曲「魔女」よりこの曲の着想を得たそうです。内容としては、当時ヨーロッパやロシアにあった「聖ヨハネ祭の前日は、悪魔や魔女が現れ、死霊とともに乱舞する」という言い伝えが元になっており、曲冒頭に突如うなり始める弦楽器や、地の底から響き渡るような鋭いティンパニーの音はさながら聖祭前夜の異様な雰囲気を醸し出します。また、曲中に響く妙に秩序ある管楽器の連音は魔女たちのせせら笑いのように、その後突如現れるバスーンの低音はまるで悪魔が登場したかのように聴こえてきませんか・・・?ムソルグスキーの原曲版、リムスキーの編曲版ともにお楽しみください。

 

さて、クラシック曲のハロウィン特集はいかがでしたでしょうか?

今回は交響詩のオンパレードでお届けしました。交響詩は何かの題材の上に成り立っている音楽のため、ストーリー性が明確で聴きやすい曲も多いと思います。まだまだご紹介したい曲はあるのですが、今日はひとまずこの辺で。たくさんの音楽(とお化け!?)に囲まれながら、素敵なハロウィンの夜となりますように♪  HAPPY HALLOWEEeeeeeeeeeeeN!!!

 


2015年10月31日 | Posted in コラム | タグ: , No Comments » 

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です