【情報はどこでキャッチする?】音楽業界の最新情報をチェックする方法

音楽業界,情報,就職,新卒

音楽業界の最新動向や募集採用などについての情報は、大手の企業以外は意外と知られていないものです。学生さんとお話をする中で、「音楽業界の情報はどこで調べればいいですか?」というご質問をいただきます。本日は、今でも私が実践している音楽業界の情報をチェックする方法について、お伝えいたします。

 

0.まず、音楽業界の大枠を理解しよう


一口に「音楽業界」といっても様々な企業があります。ざっくりと分けると以下のように分類されます。(なお、今回は便宜上、POPS系・クラシック系と分類しておりますが、POPS系の企業においてはクラシック音楽事業部を持っている会社は多くありますのでご留意ください。)

音楽業界_分類表

そして上記の業種や企業によって、情報を得る場所が変わります。では、具体的にどこで調べればいいのか、以下にて3つの方法をお伝えします。

 

1.POPS系企業の最新情報はここで見る!


POPS系企業について、大企業であれば就職活動対策本(業界地図、業界対策本)などに記載されています。まずはそういった書籍を読むことで、音楽ビジネスの大枠を把握することができます。しかし、音楽業界(特にPOPS系企業)の変化は大変著しいのが特徴です。業界の最新情報については、インターネットサイトで確認しましょう。そこでお勧めなのが以下サイトです。

音楽業界総合情報サイト「MUSICMAN-NET」

musicmannet2

※アイコンをタップすると上記サイトに移動します。

上記サイトはエフ・ビー・コミュニケーションズ株式会社が運営しているサイトになります。ご覧頂ければわかりますが、こちらでは音楽業界の最新ニュースや音楽業界の第一線で活躍している方のインタビューを見ることができます。今後の音楽シーンがどのように変化していくのかを理解し、そのうえで自分はどのように音楽業界に関わっていきたいのか、学生のうちから自分なりの意見や考えをもつことは非常に大切です。音楽業界の方のインタビューでは、“自分がどのような気持ちでその事業に取り組んでいるのか”、また“若い頃のこんな経験が活かされている”といった内容も書いてありますので、気軽なOB・OG訪問のつもりで記事を読むのもいいでしょう。そして、音楽業界の求人情報も見逃せません。基本的には中途採用やアルバイト求人がメインになりますが、今音楽業界でどんなスキルや職種が求められているのか、また音楽業界の働き方なども理解するうえでも、目を通しておくことをお勧めします。

 

2.クラシック系企業の求人はここ!


クラシック系の求人も、情報をつかむのは至難の業。そもそも音楽業界は横のつながりが強い業界なので(そこはPOPS系・クラシック系問わず)、部署に人が足りなくなったときは誰かの紹介で次の人が決まる、ということも多くあります。また、クラシック系の企業は財源(事業を続けるための収入源)の多くを国や地方自治体の助成金に委ねていることも多く、人材の募集広告に費用を割けない団体もあります。そんな中で重宝されるのが、以下のサイトです。

アートマネジメント総合情報サイト「ネットTAM(ネットタム)」

tam2

こちらのサイトはトヨタ自動車と企業メセナ協議会が立ち上げたサイトです。アートマネジメントに特化しているので、必ずしもクラシック音楽に限った記事ではないですが、他分野であっても繋がりが深いものは多いです。ここで注目したいのは、「ネットTAM講座」と「用語集」のページでしょうか。今後の日本を見据えて、音楽やアート全体が社会の中でどのように機能していくのか、その第一線で活躍する方々の考えを知ることが出来ます。(今は2020年のオリンピック・パラリンピックの話題が多いですね。)また、併せて注目したいのが、こちらに掲載されている求人情報(キャリアバンク)です。上記でお伝えしたMUSICMAN-NETとは異なり、クラシック音楽や文化振興団体等の比較的音楽大学で学んだことと繋がりやすい職種の求人が多いのが特徴です。不定期ですが、新卒採用も掲載されていますので、学生の方も粘り強くチェックしてみましょう。

 

3.+α 最新ニュースを日々チェックする裏技・・・!?


上記でお伝えした2サイトとも是非こまめにチェックしてほしいのですが、1つ難点があるとしたら・・・、それは、そのサイトに掲載されていないニュースについては情報が得られないということです。(当たり前ですが・・・。)そこで併せてお勧めしたいのが「Googleアラート」

googleアラート

その名のとおりGoogle社が提供しているサービスになるので、使用するためにはGoogleアカウントを持っていることが前提になりますが、ここに特定のキーワードを登録しておくと、そのキーワードにまつわる最新ニュースやブログ記事を指定のメールアドレスまで通知してくれるようになります。通知頻度についても「週1回」、「1日1回」、「その都度」などを選ぶことが出来るのでメールボックスの容量を気にする方でもある程度融通が利きます。こちらでは、色々なサイト上の情報をGoogleがまとめて教えてくれるので、情報収集には大変重宝するツールです。ただし、こちらのアラートもWEB上全ての情報を網羅できるわけではありません。アラートの設定方法によっては漏れてくる情報もありますので、使い方としてはMUSICMAN-NETやネットTAMなどのサイトと併せてGoogleアラートを使用する、といった方が良いでしょう。

 

4.全て読もうとしない!まずは気になる記事をチェックして。


以上のように、音楽業界のことが気になった際は、まずはその業界の情報をチェックして、自分の肌に合うかどうか確かめてください。しかし、この情報過多の時代に、1つのサイトの情報を隈なくチェックする・・・なんてことは大変な労力です。なので、全ての記事を読む必要はありません。まずは新着ニュースのタイトルをチェックするだけでも、最近の音楽業界の「話題」や「キーワード」がわかります。そこで上がっている話題やキーワードについては、最低限理解できるようにいくつかの記事を読んでおきましょう。併せて、話題の記事とは関係なく、気になる記事も出てくると思います。それこそが、あなたの自身の「興味」や「感性」だと思いますので、その気になる記事についても読み込んでおくようにしましょう。情報収集する目的は、その業界の“生き字引”になるためではありません。最低限の音楽業界の動向を理解することと、自分自身の音楽業界への興味・関心を深めるために、続けていってくださいね。

 

その他にも、今はWEBマガジンやまとめサイトもたくさんありますので、ぜひ自分に合ったサイトを探してみてください。ただし、インターネット上の情報は正確でないものもたくさんあります。そのサイトを見るときは、まず信頼できる会社が運営しているものかどうかを確認すること、そして1つの記事やサイトだけを頼りにするのではなく、複数のメディアを利用して比較しましょう。インターネットは、お手軽な分、リスクヘッジも一人ひとりに委ねられているのだという意識を持ったうえで、上手く活用しいきましょう。


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です