【音楽家の面接対策④】面接のスキルをさらに高めるための2つの方法

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こんにちは。面接シリーズも4回目になりました。本日は「面接スキルをさらに高めるための2つの方法」についてお伝えいたします。

 

(0)準備に勝るものはなし


早速面接スキルを高める方法についてお話しする前に、まずお伝えしたいのは「何事も準備に勝るものはなし」ということです。いくら演奏会などで本番慣れしている学生であっても、就職活動の面接では緊張します。面接で聞かれそうなオーソドックスな質問に対しては、必ず回答を事前に考え、準備しておきましょう。たとえば以下のような質問はマストで準備しましょうね。

■志望動機
■あなたの強み・弱みについて
■学生時代に力を入れたこと
■学生時代の挫折経験/どう乗り越えたか

 

(1)スキルアップ方法:1つの質問に対し、「3パターン」用意すべし!


面接スキルをさらに高める方法の1つめは、各質問の回答を3パターン」で用意することです。ここでの3パターンとは、【30秒バージョン】【1分バージョン】【3分バージョン】です。たとえば、「学生時代に力を入れたこと」についての3パターンは下記のようになりますね。

<30秒ver.>
私はピアノ実技と大学時代に所属していた合唱サークルの練習に力を入れていました。ピアノ実技では、“目の前の課題に対し誠実に取り組んでいく姿勢”を、合唱サークルではパートリーダーを務める中で“チームで1つのものを作り上げるためのマネジメント力”を身につけました。

 

<1分ver.
私はピアノ実技と大学時代に所属していた合唱サークルの練習に力を入れていました。4歳からピアノをはじめて18年間、1日も練習を欠かしたことはありません。うまく弾けずに落ち込むこともありましたが、日々の練習をコツコツ続けることこそが一番の解決策であると信じてどんな大曲にも挑戦することができました。私は幼い頃から続けているピアノ実技の練習を通して、“目の前の課題に対し誠実に取り組んで行く姿勢”を身につけたと考えております。また、合唱サークルではパートリーダーを務めておりましたので、“パートメンバーをまとめる力”や“パートを超えて1つのものを作り上げるためのマネジメント力”を身につけたと自負しております。

 

<3分ver.
私はピアノ実技と大学時代に所属していた合唱サークルの練習に力を入れていました。4歳からピアノをはじめて18年間、1日も練習を欠かしたことはありません。うまく弾けずに落ち込むこともありましたが、日々の練習をコツコツ続けることこそが一番の解決策であると信じてどんな大曲にも挑戦することができました。また、大学で入った合唱サークルでは大学3年次にパートリーダーを務めました。パートリーダーの仕事は、週3日ある練習日程の調整や練習場所の確保、練習メニューの作成・指導、パートメンバーの体調やモチベーション管理、各パートとの連携、全体練習の指示など多岐にわたります。私がパートリーダーを務める上で大切にしていたことは、“誰よりも曲の練習をすること”と“一番弱い立場の側に立って考える”ということです。そのような姿勢でリーダーを務めようと思った理由として、ある先輩との出会いがありました。~エピソード(中略)~ このピアノ実技と合唱サークルで培った力を、社会に出た後も活かしていけるよう日々精進していきたいと思います。

面接の仕方は企業によって様々です。たとえば大企業であれば大勢の学生が応募してくるはずなので、一次面接は必然と「グループ面接」になるでしょう。グループ面接では、企業担当者は1日のうちに何十~何百人の学生さんを面接することになります。そういった場では、基本的に“端的に・簡潔に”自分の意見を述べなければなりません。一方で、中小企業での面接や個人面接(面接官と学生が1対1の面接)の場では、企業側が“学生さんとしっかり向き合って相互に理解したい”と考えていることが多いです。その時にあまりに簡潔に話しすぎてしまうと、話が広がらなかったり、学生の熱意が伝わりづらいといったことにもなりかねません。その場その場の特性に応じて、3つのどのバージョンで答えていくべきか考えましょう。

さらに欲を言えば、質問を受けた際の最初の回答では【30秒ver.】または【1分ver.】を話し、面接官の様子を見て、興味を持ってくれていればさらに【3分ver.】の内容も補足して伝える・・・といった流れがとれるとなおいいですね。

 

(2)スキルアップ方法:“箇条書き”メモで整理して練習する。


面接スキルをさらに高める方法の2つめは、上記で作った文章を “箇条書き”にして整理することです。上記の【30秒】【1分】【3分】を箇条書きにまとめると以下のようになります。

<30秒ver.>
●力を入れていたこと:ピアノ実技と合唱サークルの練習
●ピアノ:目の前の課題に対し誠実に取り組んでいく姿勢
●合唱サークル:チームで1つのものを作り上げるためのマネジメント力

 

<1分ver.
●ピアノ実技と合唱サークルの練習
●ピアノ:
・18年間・毎日。日々の練習をコツコツ続けることこそが一番の解決策。
・目の前の課題に対し誠実に取り組んでいく姿勢
●合唱サークル:チームで1つのものを作り上げるためのマネジメント力

 

<3分ver.
●ピアノ実技と合唱サークルの練習
●ピアノ:
・18年間・毎日。日々の練習をコツコツ続けることこそが一番の解決策。
・目の前の課題に対し誠実に取り組んでいく姿勢
●合唱サークル
・3年次パートリーダー、パートリーダーの役割
・パートリーダーとしての姿勢
・先輩との出会い(エピソード)
・チームで1つのものを作り上げるためのマネジメント力

箇条書きにしておくことによって、さらに頭の中が整理されませんか?面接で必ず伝えなければいけない優先事項と、お話しできれば尚可な補足事項を整理することで、どんな状況にも「臨機応変に対応できる」ようになります。

このように、決して上記項目(1)で作成した文章を“丸暗記”してはいけません。なぜなら「面接はコミュニケーションの場である」からです。コミュニケーションとは、お互いの情報を共有し合い、分かち合うために行なうものです。本来であれば、その時その時の流れやお互いの興味・関心によって会話を進めるべきなのです。そんなお互いに理解し合おうと思っているときに、一方の人が事前に丸暗記したものをただ発表しているだけでは、良いコミュニケーションとは言えませんね。面接は、“過度の緊張を和らげ、有意義な時間にする”という意味では伝えたい内容をしっかりと整理していく必要がありますが、準備したものに“固執する”ことはないようにしましょう。

回答の仕方について箇条書きでまとめた後は練習あるのみです。練習するときは(2)で箇条書きにした項目を思い出しつつ、(1)の内容がすらすらと話せるように繰り返し練習しましょう。

面接前の詳しい練習方法については、前回記事(【音大生の面接対策③】回答の仕方にはルールがある!まずは基本を身につけよう!)をご参照くださいね。

次回は、面接のスキルをさらに高める方法の第2弾。音楽を学んできた経験を、就職活動とどうつなげていくかについて、お話しする予定です。どうぞお楽しみに。

 


2015年07月01日 | Posted in 就活記事, 面接対策 | タグ: , , No Comments » 

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