【音大生の面接対策③】回答の仕方にはルールがある!まずは基本を身につけよう!

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面接対策シリーズも3回目になりました。本日は「面接での答え方の基本」について、お話しいたします。(前回の記事はこちら⇒【音大生の面接対策②】その後の面接を左右する!第一印象のつくりかた

 

イチロー選手について、あなたはどう思いますか?


突然ですが、「イチロー選手について、どう思いますか?」という質問があったとき、あなたはどんな風に答えるでしょうか。ここでは、下記の2つのケースで比べてみましょう。

<ケース1>
友人A:「イチロー選手について、どう思う?」
友人B:「イチロー選手は小学校3年生から毎日野球の練習を欠かさなかった人なんだ。6年生で書いた作文にも“365日中、360日は激しい練習をやっています。だから、一週間で友達と遊べる時間は、5~6時間です。”と書いていたそうだよ。幼い頃から、友人との遊びの時間も省みず練習に励むなんて、まさに努力の人だと思うな。」

<ケース2>
友人A:「イチロー選手について、どう思う?」
友人B:「努力の人だと思う。なぜなら、小学校3年生から毎日野球の練習を欠かさなかった人だから。6年生で書いた作文にも“365日中、360日は激しい練習をやっています。だから、一週間で友達と遊べる時間は、5~6時間です。”と書いていたそうだよ。幼い頃から、友人との遊びの時間も省みず練習に励むなんて、まさに努力の人だと思うな。」

ケース1とケース2の違いはわかりましたか?ケース1は【理由】→【結論】の流れで答えているのに対し、ケース2は【結論】→【理由】→【結論(再)】の流れで答えています。

 

まずは結論から!相手が欲しい「答え」を先に提示しよう!


では、ケース1とケース2どちらの方が、より聞いている側の頭にインプットされるでしょうか?すでにお分かりのことと思いますが、「企業の面接」においては、「ケース2」の答え方の方がいいでしょう。なぜなら、友人Aが聞きたいのは、Bの結論「努力の人だと思う」という箇所だからです。ケース1の冒頭で紹介される“イチロー選手が毎日練習を欠かさなかったこと”や、“6年生で書いた作文”というのは、結論である「努力の人」を導き出すためのエピソードに過ぎません(内容自体は大変素晴らしいものなのですが・・・!)。そう考えると、ケース1の事例は友人Bの結論がわかるまでに時間がかかってしまい、質問者(友人A)に「なんか長い(くどい)な・・・」という印象を与えてしまいます。最悪の場合、この後友人Bの話が脱線して結論が得られないまま終わる不安すら芽生えるのです。一方、ケース2では真っ先に結論を述べています。質問者にとってみれば、まずは一番欲しいもの(結論)を得られた状態なので、安心してその後のイチロー選手のエピソードを聞くことが出来ます。ここでわかるように、友人Aはまず「イチロー選手について、どう思うか」が一番気になっているわけですから、最初にその答えを提示してあげましょう。

 

「答える」ときは、思考するときの“逆パターン”を使え!


このように、人はなんらかの質問を与えられると、その質問に回答すべく頭の中で思考しますね。このとき、あなたはどんな流れで考えるでしょうか?おそらく、あなたの頭の中にあるイチロー選手に関連する情報を集め、(時にはインターネットなどで検索し、)イチロー選手について1つの考え(仮説・理由など)にたどり着き、だからきっとこんな人だろうと結論づけますよね。この思考の流れを図に表すと、下図のようになります。

【図】考察の流れ(面接の答え方)

前項のケース1は、まさに被質問者(友人B)が思考した流れをそのまま時系列で言葉にした状態でした。しかし、これでは質問者にはわかりづらいのです。質問者にとってわかりやすい回答を構築するためには、発想を180度転換させること重要です。

【図】受け答えの仕方(面接)

質問者にとってわかりやすい回答とは、まず、ピンポイントに【結論】部分を言い切ってしまうこと。その後に、なぜそう結論付けたのかという理由部分や、その理由を導き出したエピソードや情報を肉付けしていくという流れが重要です。いつまで続くかわからない道を歩き続けるのと、ゴールはここだとわかった状態で歩くのとでは不安の大きさも変わりますよね。面接での回答の仕方も同じですよ。

 

面接は、「声に出して練習すること」が何よりも大事


しかしこの「結論から伝える」というのは、言うは易し行なうは難しです。なにしろ、回答者自身の思考とは逆の流れで話さなければいけないわけですから、慣れるまでは大変苦労します。この“慣れる”までの練習方法で、一番効果的なのは「実際に声に出して練習すること」です。頭で考えてイメージトレーニングしているだけでは、効果はありません。なぜなら、よっぽどの集中力を持っている方で無い限り、頭で考えている最中に“突発的な音(車のクラクションなど)”や、“ふとした自分の雑念”に惑わされて「一旦停止」や「巻き戻し再生」が出来てしまうからです。しかし、一回声にして外に出してしまった言葉は戻すことが出来ません。「実際に声に出して練習する」ことで、“やり直しが利かない”という面接時同様の緊張感を感じることができるようになるのです。湯船に浸かっている際や1人で部屋にいる時など、面接会場さながらの気持ちで練習してみましょう。さらに、自分の声をスマートフォンなどで録音してみても、より緊張感が高まって良いかもしれませんね。

 

コンサートやコンクールの本番が緊張するのと同じで、面接は誰もが緊張します!そして、すでに皆さんもご存知のとおり、本番の緊張を少しでも抑えるためには日々練習あるのみです。

面接は練習した分だけ成長しますよ!^^
次回は、面接スキルをあげるための方法+αについてお伝えいたします。どうぞお楽しみに。

 


2015年06月25日 | Posted in 就活記事, 面接対策 | タグ: , , No Comments » 

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