エントリーシートを書くための「ニュースの読み方」(初心者コース)

【写真】新聞・女性(GATAG_フリー)

「エントリーシートの書き方」第5回目は、就職活動中に誰もが1度は遭遇する「最近気になったニュースは何ですか?」いう設問について準備の仕方をご説明します。

この「最近気になったニュース」ネタは、音大生に限らず、苦手意識を持つ就職活動中の学生さんが多いのではないでしょうか。

この設問に回答するためには、日々のニュースを見ないことには話が進みません。今回は、苦手な人でも最初の1歩が踏み出したくなるような、基本的なニュースの読み方をお話しいたします。

 

0.ニュース情報はどこから手に入れる?


ニュース情報は、主に下記の方法で得ることが出来ます。

(1)新聞
(2)テレビのニュース番組
(3)インターネット上のニュースサイト

上記の中で、まだ社会人経験のない学生の皆様へお勧めなのは(1)新聞からの情報収集です。新聞の良さは、何と言っても情報量や種類のバランス感アーカイブ(記録・保存)としての機能性です。新聞は眺めているだけでも、世の中全体の流れや温度感を感じることができますし、気になる記事はスクラップして保存しておくことが可能です。

テレビニュースやインターネットのニュースサイトも素晴らしい情報ツールですが、上記2つの視点で考えると、新聞が一番効率的なのではと思います。

とはいえ、文字を読むのが好きでない人にとって、新聞が取っ掛かりにくいツールであるのも事実です。本日は、新聞ビギナーの方向けに“なるべく負担無く新聞を読み進める方法”についてご紹介致します。

 

1.目次(新聞面一覧)を確認する


まずは、新聞に書かれているニュースの“全体感”を確認しましょう。新聞は、記事のテーマごとにページ配分されています。新聞社によって違いはありますが、大体は【総合】【国際】【政治】【社会】【金融情報】【地域】【教育】【スポーツ・文化】の項目で成り立っています。

新聞の目次は1面に掲載されていることが多いです。まずは目次を読むことで、新聞自体がどのような流れで進んでいくのか、また自分が興味ありそうな記事はどのあたりなのかざっくりと把握しておきましょう。

なお、新聞社によっては、目次を設置していない場合もあります。その際は、各ページの右上か左上に必ずそのページのテーマが記載されていますので、ページをめくったらまずそこを確認しましょう。

 

2.各ページを“目”でスクリーンショットする


目次を把握できたら、次は1ページ目から最後のページまで、1枚ずつ“目”でスクリーンショットしていきましょう。もちろん、本当にスマートフォン等で撮影する必要はありません。記事を“読む”のではなく、1枚の“写真”として頭にインプットしていってください。

【図】新聞・スクショ・イメージ図

新聞は、記事の配置や文字数、そして見出しの付け方など、購読者の心理や癖を徹底して研究した上で、1つでも多くの記事を読んでもらうための様々な工夫が凝らされています。たとえば、トップニュースの写真や記事の見出しはそのニュースの内容が一目で理解させるものを使用しています。スクリーンショットのように感覚的に新聞を捉えていくだけでも、記事の重要度や注目キーワードについて十分に把握することができます。

しかし、ここで気をつけたいのは、たとえ興味のないテーマであっても必ず全てのページをスクリーンショットすることです。毎日続ければ、苦手分野の記事があったとしても1週間後には少なからず親近感が持てるようになります。

 

3.気になった記事は戻って読み込む


全ての記事をスクリーンショットした後は、1度新聞を閉じて全ての記事を思い返してみましょう。スクリーンショットをした中に、何か気になった見出しや写真はなかったでしょうか?

一通り思い返した後は、気になった記事に戻って“ちゃんと読み込む”作業に移ってください。ここでは文字嫌いの方も勇気を持って頑張るしかありません。ただ、「新聞を全ページ読まなければ」と力むより、「自分の気になったページだけ読もう」の方が断然気楽で楽しいと思いますよ。

最初は【スポーツ】や【文化面】からで構いません。まずは“新聞に慣れる”ことを重視して読み進めましょう。もしもだんだん慣れてきたなと思ったら、少しずつご自身が興味を持てる分野やテーマを広げていきましょう。

 

4.就活で使えそうな記事はクリッピングする


次に、時間があれば気になる記事や就職活動で使えそうな記事をクリッピングしておきましょう。以前、企業研究の仕方でもお伝えしたことですが、せっかく収集した情報を忘れてしまってはもったないです。気になる記事はハサミで切り取り、ノートやファイルに保管しておきましょう。

クリッピングの際は、以下の点がポイントになります。

◆ポケットファイルやルーズリーフを使用する
 整理していく過程で、記事を並べ替えたくなった際に、ポケットファイルやルーズリーフを使用していれば簡単に入れ替えることができます。

◆同じテーマの記事ごとに整理する
 複数の業界を志望される場合は、その時受ける業界や企業に合わせて、ファイルを整理することができます。

◆記事情報(掲載媒体、掲載日時、ページ番号)を記録しておく
 ニュースというのは鮮度が命です。国際情勢や政治・経済・金融などは日々変化しています。そのニュースがいつ時点の情報だったのか後からでも確認できるように、必ず記録しておきましょう。

 

5.感想をメモしておく


最後に、その記事についてご自身が感じたことや思いついたことを簡単にメモしておきましょう。これこそが新聞を読む上で一番大事な行為といっても過言ではありません。記事をただ読むだけでなく、その内容を“自分ゴト”としてちゃんと租借しておかないと、いざ就職活動で必要になっても自分の言葉として語ることはできないからです。

箇条書き・疑問形・話し言葉・・・どんな書き方でも結構です。1つの記事から抱いたご自身の感情を整理しておくことで、自分自身の興味・関心や考え方の傾向などがわかるようになり、結果その分野に対する造詣も深まります。初めは自分の考えをまとめるのも大変な作業だと思いますが、これも「慣れ」です。地道に続けていくうちに、きっと楽しくなりますよ。

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以上、今回は新聞の読み方についてお話しいたしました。

1人暮らしの方などで新聞の定期購読が難しい方は、大学の就職課や地域の公立図書館に置いてある新聞を有効活用しましょう。気になる記事は館内のコピー機で印刷することも可能です。また、新聞は1部200円~300円程度でコンビニや売店でも販売されています。ある一定の期間だけは毎朝コンビニで買って大学へ行くというのも、社会人のようで気分がシャンとしていいかもしれません。

社会に出る以上、社会の情報を把握しておくのは最低条件です。ご自身が一番負担なく続けられる方法を試しながら、確立していって下さいね。

次回は、今回の「5.感想をメモしておく」で触れた“ニュースを自分ゴト化する”方法について探っていきたいと思います。お楽しみに。

 

 


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