エントリーシートの書き方③~志望動機を深堀りしよう!企業研究~

【写真】企業研究(フォトAC_フリー)

エントリーシートの書き方講座3回目の今回は「志望動機を深掘りしよう!企業研究編」です。

前回は業界研究について勉強しましたが、志望動機を書くに当たり業界研究だけでは不十分です。なぜなら、同じ業界の中には“競合他社”と呼ばれる複数の企業が存在するからです。選考を進むにあたり、「なぜB社でなく、当社を選んだのですか?」という質問を受けることがあります。その時こそ、「御社には、他社にはない●●という素晴らしい××があります。」と自分の想いを伝える絶好のチャンスです。そんなチャンスを逃がさないように、企業研究もしっかりと進めていきましょう。

 

0.企業研究とは?


企業研究とは、ご自身がご興味ある“会社”や“団体(NPO法人等)”を調べることです。まずは、その企業の独自性や魅力をしっかりと理解しましょう。その上で、「自分はその会社でどんな仕事がしたいのか(キャリアデザイン)」、そして「どんな事ができるのか(スキル・経験・強み)」を組み合わせて考えていくことが志望動機を考える上で重要なポイントになります。

★キャリアデザインについてはこちら
★スキル・経験・強みの棚卸しについてはこちら

 

1.企業研究における情報収集の仕方


興味ある企業の情報を知るために、下記の方法はシンプルですがとても有効です。

■会社説明会に参加する
■OB・OG訪問に行く
■インターンシップに参加する
■企業HPをチェックする

ここで気をつけたいのは、企業の魅力は“人に教えてもらうものではない”ということです。たとえば、「恋人のどこが好き?」と聞かれて、「私の彼氏(彼女)の良いところってどこ?」と周囲の人に聞いて回る人はいないですよね。あなた自身が恋人のどこかに魅力を感じているからこそお付き合いが始まるのです。両者の関係性においては、人も企業も同じです。その企業のどこに魅力を感じるかはあなた次第。自分の目で見て、聞いて、考えるようにしましょう。

 

2.企業HPは必ずチェックしよう


企業研究において、そもそもインターンシップが開催されていない、その企業にOB・OGがいない、などの理由で、本人がいくら熱望しても機会に恵まれない場合もあります。しかし、どんな方でも出来るのが“企業のホームページをチェックすること”です。これはパソコンかスマートフォンさえあれば、いつでもどこでも出来ますね。ということは、逆を言えば希望している企業のHPを見たことがないという行為は許されないのです。

そこで本日は、(大変僭越ではございますが)弊社のHPを例に企業研究の進め方についてお話しさせて頂きます。

【図】パソナHPトップ

パソナHP( http://www.pasona.co.jp/ )

まず、企業HPで確認する項目は以下になります。

 

(1)会社概要

会社名、所在地、創業年月日、事業概要・・・など、企業の基本情報を見ることが出来ます。どれくらい歴史がある会社なのか、どんな事業をメインに行っているのかを理解しましょう。この事業概要はどんなに忙しくても必ずチェックしてくださいね。

【図】会社概要(パソナ)

 

 (2)企業・経営理念

企業理念(または経営理念)とは、その会社が事業を進めていく上で「核」となる考え方、いわば企業の“ポリシー”です。その会社で働く社員は、皆この企業理念を心に掲げて日々仕事をしています。もしもこの企業理念とご自身の考え方にズレを感じるようであれば、今一度その会社は自分に合っているのか考える必要が出てくるでしょう。

【図】企業理念(パソナ)

 

(3)沿革・歴史

沿革とは、その会社の創業から現在に至るまでの歴史のことです。ここでは、その会社が大きく成長するきっかけとなった事業(ヒット商品など)は何か、また今日までどのように会社が変化し、成長してきたのかという傾向を見ることで、今後の会社の方向性についてもイメージしてみましょう。

【図】ニュースリリース

 

(4)社長挨拶

社長とは、その企業のトップ、国で例えるなら大統領のようなものです。今後の会社の方向性や施策を決定する立場にある超重要人物だからこそ、万が一お会いできたときに「この人誰だっけ?」とならないようにお顔とお名前はしっかりと覚えて下さいね。企業によっては、採用選考会の時に社長面談を設けている会社もありますよ。

 

(5)グループ会社一覧

グループ会社を見て、その会社がどこに力を入れているのか、どの範囲まで事業を展開しているのか把握しておきましょう。もしも、自分の希望する会社が大手のグループ会社だった場合は、必ず本社及びホールディングスのHPも確認し両者の関係性についても見ておきましょう。

 

(6)ニュースリリース

ニュースリリースとは、企業がマスコミやお客様向けに発表している情報のことです。(たとえば企業の新商品やイベント案内など)ここから、今その会社が力を入れている事業や商品について知ることができます。

【図】ニュースリリース

 

(7)採用ページ

その企業の人事部・採用担当者が管理し、情報発信しているページです。説明会情報、求める人材像、社内研修制度、福利厚生や社員紹介インタビューなど採用担当者が学生の方に知ってほしい情報が掲載されています。選考会における重要な情報を見逃さないように、採用ページはなるべく小まめに確認するようにしてくださいね。

 

3.競合他社も調べて、比較しよう


ここまででもかなりハードな作業ですが、ここでもう一踏ん張りして、競合他社も同じように調べてみましょう。それぞれの会社に強みと弱みがあります。「A社は日本国内シェアは一番だが、B社は早々にアジア諸国への事業展開している」「C社は●●という主力商品一本で勝負しているが、D社は商品にまつわる様々な事業を手広く進めている」など、数社間で比較することで、興味ある会社の独自性を知ることが出来ます。この作業の中で、なぜ自分がその企業に興味を持ったのか、自分にとってどんなことが魅力的なのか理論的に整理していきましょう。

 

4.自身の強みやスキルと照らし合わせる


他社と比較してその企業独自の強みがわかった後は、入社後に自分がその会社でどんな働き方が出来るか考えましょう。ただその会社が好きなだけでは選考会及び面接は通過できません。希望する企業の中で、“自分の強みをどのように活かせるのか”、“どんなことに貢献できるのか”という問いと照らし合わせていくことで、志望動機がより一層深まっていくことでしょう。

 

5.時間があればノートにまとめておくこと


せっかく時間をかけて調べたことを、忘れてしまったらもったいないです。箇条書きでも、キワードだけメモする程度でも構わないので、調べた情報はノート等に残しておきましょう。少し手間に感じるかもしれませんが、面接前には大変重宝しますよ。

【写真】業界研究ノート★

以上、企業研究の仕方についてお話しさせて頂きました。企業研究はインプットしなければいけない情報が多く、一瞬身構えてしまいますが、やってみると人の性格判断のようで楽しいですよ。

次回は【企業独自の設問】への対応策についてご紹介いたします。お楽しみに。

 


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