【自己分析③】客観的に見る

図1

前回は、自分グラフを作って過去の自分や経験を可視化することで、自身の強み・弱みや行動傾向について考えてみようというお話でした。

この過去の自分自身と向き合う行為は“自分が主”となる「主観的な視点」でしたが、今回は自分の進路を決定する上でもうひとつ必要な「客観的な視点」についてお話しします。

就職活動と恋愛は一緒です。相手に対して、どんなに自分自身が強い想いを持っていたとしても相手にとって魅力的に映らなければその想いは成就しないのです。

人生ではまだ「その時でない」こともあります。自分の今の実力やスキルを考慮せずに難関な企業ばかりを狙ってしまったり、今後起こりうるご自身のライフイベントを考えたときにあまりにも無茶な働き方を選んでしまわないように気をつけましょう。今興味を持っているその企業やポジションは、今の自分にとって本当に最適な場なのか、自分自身の想いは一旦脇において、冷静に客観的に自分を見極めましょう。

では、どんな方法で見ればいいのでしょうか?


1.自分の資格やスキルを見る


ひとつの方法として、「自分の資格・スキル・受賞歴」を羅列してみることがオススメです。

人は、他人に対しては非常に厳しい見方をするものです。特に就職活動の場合は、採用する企業側も良い学生を取りたいわけですから、必然その見方は強まります。

その時に、下記のような公に受けた認定・評価というのは、大変客観性に優れ、説得力があります。

■免許状(自動車免許、教員免許・・・)
■資格・グレード(TOEIC、英検、各種検定・・・)
■受賞歴
■大学の成績表

アメリカでは、採用試験において成績表が大変重視されているようですよ。


2.自分の経験や担当した役職から見る


次に、以下のような自分の経験から考えるのも分かりやすいです。

■学外での活動(留学経験、アルバイト、ボランティア・・・)
■学内での活動(ゼミ、部活動、委員会・・・)
■担当した役職(部長、会計、マネージャー・・・)

これらは複数人で組織している団体等での経験・役職であることが大事です。たとえば、部長になるためには、自分で立候補して承認をもらうか、他の人から推薦されるかのどちらかですよね。

どちらにせよ、その経験や役職が他人によって評価・承認されることで得るものであれば、あなたのリーダーシップやマネジメント力を証明するために十分説得力のある情報になります。
また、その団体や活動の規模が大きいほど、それらを取り纏めた経験は高く評価される傾向にあります。


3.現在の状況を加味する


ここで、自分自身が今置かれている状況について付け加えましょう。

■家庭環境・事情(実は家業の跡取りである、実家に戻るよう言われている など)
■経済事情(1人暮らしである、奨学金の返済がある など)

この際に気をつけたいのは、どんな状況であれ、決して悲観的に考えてはいけません。
あくまで他人を見るように、冷静にピックアップしてみましょう。


4.主観的項目と客観的項目をまとめる


以上のように、自分自身について様々な切り口で捉え、下図の表のように書き出してみましょう。自分にはどんなスキル・経験があって、逆に何が足りていないのか見えてくるはずです。

自己分析_図1

主観的な視点と、客観的な視点を持って物事を捉えることは非常に大事です。

しかし、どちらか一方でもいけません。主観的な想いが強すぎれば、どうにも現実離れしているように捉えられますし、客観的な話ばかりだと、その人の気持ちや情熱が伝わりきれず、あなたに対する共感が得られない恐れがあるからです。

主観的な視点と客観的な視点双方のバランスを考えながら、ご自身の行動の仕方を計画していきましょう。

次回は、上記の表についてもう少し触れながら、キャリアデザインの構築法について考えてみたいと思います。

 


2014年11月18日 | Posted in 就活記事, 自己分析 | タグ: No Comments » 

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