【自己分析①】自分と向き合う。

【写真】GATAG_フリー

前回は、就職活動の事始めとして音大卒業後の進路や就職活動のスケジュール感について、全3回でお話しいたしました。今回からは、就職活動を「やる」と決めた人向けに、自己分析について全4回でお届けいたします。

就職活動を始めるにあたり、ガムシャラに走り始める人がいますが、まずは一呼吸おいて考えてみて下さい。


1.なぜ、就職活動をしたいのですか?


(1)自分がやりたいことは、その会社でないと実現できない
(2)どうしても行きたい憧れの会社がある
(3)今後の生活のことを考えると、一般企業で働かざるを得ない

まず、就職活動を始める理由について、(1)であったあなたは幸せです。自分自身の願望においては、とてもシンプルでクリアな状態だと思います。
気をつけたいのは、(2)と(3)の考えの方。


2.どうしても行きたい憧れの会社がある


・その会社のどこに魅力を感じるのですか?
・その会社の取り組みの社会的な意義は何ですか?
・同業他社と比べて何が違うのですか?
・自分はその会社にどのように貢献できますか?

上記の質問の回答に悩む方は要注意です。
あなたはその会社の良いところだけを見て、“思い入れ”てしまっている可能性があるからです。

会社に入ると、必ずしも自分のやりたい仕事が出来るわけではありません。
企画の仕事がしたかったけど、配属されたのは営業部だった。
営業の仕事がしたかったけど、配属されたのは経理部だった。
そんなことはごまんとあります。

自分の行きたい部署に配属されなかったとき、自分の想定していた働き方と異なっていたときに、もし会社自体に魅力を感じていなければ、“こんなはずじゃなかった”と落胆してしまうと思います。

どうしても行きたい憧れの会社がある方は、今一度上記4つの質問について考えてみて下さいね。


3.今後の生活のことを考えると働かざるを得ない


この考え方自体は大事なことです。先日の【事始め①】音大生の進路にはどんなものがある?でもお話しした通り、大学を卒業するということは、「自分で稼いだお金で食べていく」ことだからです。

ただ、この方に注意して頂きたいことが1つ。ネガティブ要素ばかりを見ていませんか? ということです。

恐らく、(3)の考えをお持ちの方は、しっかりと物事を考えることが出来て、責任感が強い方が多いと思います。

そんな方に起こりがちなのが「ナイナイ」思考です。
「1人暮らしするためのお金がない」
「両親や身内からのサポートがない」
「奨学金を返すアテがない」(・・・・だから、自分には無理だろう。)

「~がない」というネガティブな要素ばかりが気になってしまい、物事を消去法的に選択してしまうのです。

このような考えになってしまった場合、まずは1度「ナイナイ」を考えることをやめましょう。

もし、自分が実家暮らしだったとしたら、
もし、両親からの温かいサポートのもと、ある程度自由に仕事を選ぶことができたとしたら、
あなたは何がしたいですか?

ネガティブな要素ばかりにとらわれてしまった時は、まず心を健全でまっさらな状態に戻すよう意識して下さい。そしてニュートラルな心で自分の願望と向き合ったとき、それが本当に自分には実現できないものなのかを考えるべきです。


4.目標到達の仕方はさまざま


自分自身の願望と向き合った後は、少し頭を柔らかく、色々な角度から検討しましょう。

■地元で、似たような取り組みをしている企業・団体はないか?
■何年か働いてお金を溜めたあとに、再チャレンジできないか?
■既にそこで働いている社員で、自分と似た境遇の人はいないか?
■大学の就職課や先生のコネクションはないのか?

育ってきた境遇や、今置かれている環境については変えられません。確かに、有利・不利な状況は存在します。しかし、将来の「可能性」は誰にでもあるんです。

今後の生活のことを考えると働かざるを得ない方は、是非今の環境から少し抜け出した状態で、自分の心と向き合ってみてくださいね。

今回のコラムでは、なぜ就職活動をしたいのかという質問を通して、自分自身の願望に向き合うこと、そしてニュートラルな心で多角的に考えることについてお話ししました。自己分析を進める中で大切なステップですので、考えてみて下さいね。

次回は、自己分析②「自分を客観的に見る」です。お楽しみに。

 


2014年11月14日 | Posted in 就活記事, 自己分析 | タグ: , No Comments » 

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