【事始め①】音大生の進路にはどんなものがある?

 

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秋も深まり、寒い季節が近づいてきました。
この季節は、人によってずいぶん感じ方が異なる季節だと思います。

大学1、2年生の方は、近づいてくるクリスマスイベントに心躍らせながら、来る学期末の実技試験に精を出す毎日でしょうか。

大学3年生の方は、これから待ち受ける進路選択や就職活動を考えると少し心重たくなり、4年生の方は、ご自身の状況如何でまったく違った過ごし方になるでしょう。

さて、「音大生の就職活動」第1回目の本日は、音大生の卒業後の進路と進路決定のための心得について、少しお話しさせて頂きます。


音大卒業後の主な進路


音大生の大学卒業時の主な進路は、以下に挙げられる職業が多いようです。
(ご存知の方も多いと思いますが・・・)

■音楽教室(民間、自営)講師
■小学校・中学校 音楽教諭
■中学校・高校 臨時職員
■進学、留学
■就職(一般企業、音楽関連企業)
■演奏団体 団員(オーケストラ、自衛隊音楽隊 等)
■演奏家(フリーランスが多い)

それぞれ、採用試験の日程や、お仕事内容・お給料も異なります。


大学を卒業するということ


また、「大学を卒業して社会に出る」ということは、決して“やる気・元気”だけで、どうにかなるものではありません。ご家族や周りの方々に頼らず、自分の足で立って生活しなければいけないからです。具体的な言葉でいえば、「自分で稼いだお金で食べていく」ということです。

では、「食べていく」とはどういうことでしょうか?食べるために月々必要となる金額について、下図をもとに考えてみましょう。

【表】1ヶ月の生活費(2015年度全国・年間平均)

生活する地域や状況によって誤差はありますが、世帯人数3人の1ヶ月の生活費の全国平均は29万円。(しかし、住居費(家賃)は都内だと相場が約10万円なので、都心部在住であれば29万円よりも更に高くなりますね。)

社会人になっていずれは家族を持ちたいと考える場合、最低でもこの29万円の生活費を自分の力で稼がなければいけません。


自分にとって最適な働き方を考える


現在皆さん個人が置かれている状況も千差万別だと思いますが、どんな状況であったとしても、社会に出るからには“生活するために月々必要になるお金”と“自分自身のやりがい”のバランスを考えていかなければいけません。

どこで、誰と、どのようなスタイルで生活するのかによって、必要になるお金も変わりますし、どこの分野で、どんなお仕事をしていくのかによって、得られる収入も異なります。

「大学を卒業したら音楽は諦めなければいけない」「アルバイトすれば何とかなるかな・・・」と漠然と将来を悲観・楽観するのではなく、社会人としての義務(税金・年金など)や生活費も理解した上で、ご自身の進路について考えましょう。

1度は企業に就職し、数年働いて資金を貯めた後に海外留学された方や、演奏というスキルを持って地元の復興に従事する方、なったく別の分野で会社員としてバリバリと働いている方、本当に色々な方がいらっしゃるんですよ。(音大卒業生の働き方のご紹介については、CAREER INTRO.(キャリア紹介)ページでもご紹介していく予定です。こちらも是非ご覧ください。)
音楽大学を卒業後に音楽で培ったスキルを活かしてイキイキと働く姿は、あなたの後に続く後輩たちの希望に繋がります。まだまだ体力がある大学生のうち、時に大胆に、時に冷静になって、どうか前向きにご自身の進路について考えてみて下さいね。

次回は、就職活動を始める時期についてお話しいたします。お楽しみに。

 

 


2014年11月05日 | Posted in 就活事始め | タグ: , No Comments » 

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